暖かい日が増えてきて、春の訪れを感じるこの季節。
新しい生活が始まったり、外出が楽しくなったりと、少しわくわくする時期でもあります。
でもその一方で、こんな不調を感じていませんか?
「朝からなんとなくだるい」
「気分が安定しない」
「疲れが抜けない」
「肌がゆらぎやすい」
それ、「春バテ」かもしれません。春は自律神経が乱れやすい季節と言われています。
症状を重くさせないためには、外側からの対策だけでなく「インナーケア」の強化が重要☝️このコラムでは、薬剤師おすすめのケア方法をご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。

1. なぜ春に自律神経が乱れやすいの?
① 寒暖差
春は寒暖差が激しく、1日の中でも気温が大きく変わります。体は体温を調整するためにフル稼働するので、自律神経(交感神経・副交感神経)が疲れやすくなります。
② 気圧変動
春は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わります。この変化が耳や自律神経に影響し、だるさや頭痛を感じやすくなります。
③ 環境の変化(仕事・家庭)
入学・就職・異動など生活環境が変わりやすい時期。緊張やストレスが続くと交感神経が優位になりっぱなしになります。
④ 花粉による炎症
花粉による炎症や睡眠の質の低下も、自律神経を乱す要因になります。
実はこの“ストレス状態”のとき、体の中である栄養素が大量に消費されていることをご存知でしょうか?
それが「ビタミンC」です。

2. 春はビタミンCが“消耗しやすい”季節
ビタミンCは、“ストレス”がかかる場面で利用される栄養素の一つ。
そのため、春は知らないうちにビタミンCを大量消費し、隠れビタミンC不足になっている可能性があります。
ビタミンCには他にも、
✔ 抗酸化作用
✔ コラーゲン合成を促進
といった働きがあります。
春は紫外線量も増え始める季節。美容のためにもこの時期からしっかり摂りたい栄養素です。

ただし、ビタミンCは水溶性。体内に長くとどまりにくい性質があります。そのため「摂っているつもり」でも実は効率よく補えていないことも…。
最近では、吸収率を上げたリポソーム型、熱と光に強いストレス耐性型、タイムリリース型というような進化系ビタミンCが注目されています。
春のゆらぎは、がんばり不足ではありません。体が環境に適応しようとしているサイン。
新生活が始まるこの季節、自分に合った摂り方を見直して明るい毎日を過ごしませんか?
今年の春は、ビタミンCを味方にしてみましょう。
<参考文献>
・Padayatty SJ, Doppman JL, Chang R, Wang Y, Gill J, Papanicolaou DA, Levine M. Human adrenal glands secrete vitamin C in response to adrenocorticotrophic hormone. Am J Clin Nutr. 2007 Jul;86(1):145-9. doi: 10.1093/ajcn/86.1.145. PMID: 17616774.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17616774/
・日本化粧品工業界
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